第一歌集『悪友』増刷が決定しました！

第一歌集『悪友』の増刷が決定しました！

第一歌集『悪友』の2刷が決定したと、21日にご連絡がありました。本当に嬉しいです。ありがとうございました！

現在、Amazonでは品切れですが、数日中に補充されるとのことです。高額で出品されている場合がありますが、『悪友』は1980円です。高額商品の出品・購入はやめてください。

増刷は10月中旬出来予定です！　現在も 書肆侃侃房のサイトではご購入いただけます。また、2刷では以前お伝えした訂正箇所（＋あとがきの最後の行の一字下げ）

P.1「もくじ」　最終行「Krakow」→「Kraków」
P.43　1首目「陽は在って」→「葉は在って」
P.66　タイトル「Krakow」→「Kraków」　二首目「Krakow」→「Kraków」
P.68　三首目「聖十字教会」→「聖十字架教会」

が直されています。初版では確認が足りず、申し訳ありませんでした。

『悪友』はこんな歌集です

第二回笹井宏之賞大賞を受賞した連作**「悪友」、第三十一回歌壇賞次席となった連作「生前」のほか、漫画・アニメ『血界戦線』・漫画『ハイキュー‼』・映画『ダンケルク』・漫画『おおきく振りかぶって』に影響を受けて作った連作が収録されています。また、数年前にポーランドやスペイン、チェコ、ドイツの旅行詠**もあります。

そのあとがきに、僕はこう書きました。

ひとりでも多くのひとに僕の短歌を読んでもらうこと、それが僕の悲願でした。今はこの歌集が、読んでくださった方の心の中で、あらゆる呪いを解くための武器になることを願います。強く願います。

今もその気持ちに変わりはありません。そして、今回たくさんの方々のお力を賜り、こうして増刷にいたったことを、本当に嬉しく思っています。してくださった方々からすると、単に情報の入ったツイートをひとつ、自分のタイムラインに上げただけだと思われるかもしれませんが、そうしたことはとても励みになっています。感想や引用を書いてくださった方々も、本当にありがとうございました！

自分の短歌が広く読まれるということは勿論ですが、ハタ屋さんが描いてくださった表紙の本がこの世に増えることも嬉しいですし、携わってくださった方々の成果である本がより多くの人の手に渡ることは、とても感慨深いです。

悪友一周年のブログを読み返し、たくさんのものを読者の方々、注文してくださった方々からいただいたなぁ、と改めて思っております。

歌集は絶版しやすく、そして短歌は通常、広く読まれるものではないかもしれません。短歌自体よりも、短歌の周辺のことにどうしても息が詰まるときもあります（それについては、『セーブデータ』のパスワード制のページに少し書きましたが）。それでも、僕はもっとたくさんいい歌を作り、そして短歌以外のジャンルの方々とももっと面白いことをやっていきたいです。負の感情に追いつかれないくらい、もっと新しくなります！

また、今回のことで短歌や歌集を知ってくださった方々、もしご興味がありましたら作ってみてください。**ゆにここさんで講座**もしております！　ここのブログ一覧にも講座の回ごとに詳細を書いておりますので、ご興味がありましたらぜひ読んでみてください。

最後に、『悪友』や『セーブデータ』から二次創作してくださることを歓迎しております。どんどん作ってください！（その場合、作者名と歌集名を併記していただければ幸いです）

増刷関連で色々と企画もしております。続報はまたお知らせします。

これからもよろしくお願いいたします。