第二歌集『セーブデータ』完売いたしました

第二歌集『セーブデータ』完売いたしました!

第二歌集『セーブデータ』、完売いたしました。ありがとうございました! 表紙の性質上、摩擦により傷が入ってしまったものをご理解いただいた上で少し値引きしてお売りする予定ですが、それも数冊です(→20日にこちらも完売いたしました)。発売から2ヵ月ほどで完売となったこと、本当に嬉しく、ありがたく思っています。

表紙も組版もプロの方にお願いし、サイズや紙にもこだわったため完売したところで赤字なのですが、それでもやっぱり作ってよかったなぁ、と思いました。

Twitterで告知動画を発表したことが懐かしいです。imieさん(Twitterアカウントはこちら)に音楽を作っていただけたことも最高の思い出です。

今回はこれだけ早く売り切ることができましたが、僕としては思い切った部数で、段ボールが届いたときには「一生これを抱えていくのかもしれないな」と思って本当に怖かったです。自分の短歌はどれだけ読まれるのだろう、賞をとって歌集を出しても、そこから作品を期待していただけるということに自信がありませんでした。

なので、このように多くのご注文をいただけて嬉しかったです。こんな歌集があるよとツイッターなどで宣伝してくださったり、RTしてくださったりした方々、本当にありがとうございました!

また、最初の頃はみなさんに分かっていただけていたと思うのですが、最近は読んでいただけていない説明箇所があると思ったので再掲します。

自歌自註はダサい・よくないという風潮をなんとなく理解し、尋ねられていないことを不特定多数の方々がいる場で喋るのをやめよう、と思ってきました。ですが、それはそれとして僕は同人誌などであとがきに「こんなことを思って作った」という話を読むのが好きだということを改めて感じることがありました。
そのため、第二歌集を注文してくださった方々にはパスワードの書いた紙を同封します。そのパスワードを入力すれば連作に対する僕の感情や、第二歌集を作っていてこんなことがあった、というお話を読めるページを作ります。作品の読解というよりは裏話のような感じだと思います。勿論、パスワード制なのでまっさらな気持ちで読みたい方は無視してください。良心に任せることになりますが、そのパスワードであったりページの情報を公開することはお控えください。

このページはこちらです。気になる方はアクセスしてみてください。こうした「ページにアクセスできるカードを入れる」という遊びができたのも、自家通販ならではのことでした(それを考えてもやはりこの部数が限界だったのでは……と思っています)。

歌集作製に携わってくださった方々、ご購入していただいた方々、BOOSTをつけてくださった方々、読んで、歌を引用してくださった方々、本当にありがとうございました!

第一歌集も現在Amazonで在庫がなくなっている状態です。ご興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、版元の書肆侃侃房からご購入ください。

ゆにここさんでの授業も第三歌集(未定)も頑張ります。