短歌ワークショップ@奈良県立美術館
奈良県立美術館さまにて
コレクション展 新・古美術鑑賞 ―いにしえを想いて愛せる未来かなで短歌ワークショップを行いました!
SNS(X、Bluesky)で告知したのですが、紹介文を開催冬至に書けなかったので振り返りを記します。
このコレクション展では、屏風・掛軸・扇面・浮世絵という日本文化の中で育まれた多様なかたちを持った作品が取り上げられていました。
当時の人々がどんな場面で、どのような気分で美術を鑑賞したのか? 各美術作品の背景にはどんな文化や社会があったのか? そんなことを頭にめぐらせながら鑑賞できました。
伝雪舟の屏風や北斎の浮世絵もあり、実際靴を脱いで畳のエリアで現代美術の屏風を近づいて見ることもできてまさしく「体験」でした。
チラシもとっても素敵な催しでしたね!
- 開催名:コレクション展 新・古美術鑑賞 ―いにしえを想いて愛せる未来かな
- 開催期間:2025年4月5日(土) ~ 2025年5月18日(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 開催場所:奈良県立美術館
- 料金:400円
- webでの紹介:ART AGENDA、なら旅ネット
ここで行ったのは、ワークショップ令和の屏風歌会。
令和の屏風歌会
藤原定家が屏風に添えた歌。その歌を見てまた別の屏風が生まれた……。そんなエピソードから、「古美術品を見て歌を作ってみよう」という試みです。
- 日時 :
(1)4月19日(土)14:00~15:30
展覧会鑑賞ツアー・作歌レクチャー
(2)5月 3 日(土)14:00~16:00
歌会(短歌鑑賞会)
※(1)(2)でひとつのワークショップでした。両日とも参加してくださった方々、ありがとうございました!
他にも、短歌を書く紙と提出先がロビーに用意されており、ワークショップに参加できなかった方々も歌を作れるようになっていました。何度か足を運びましたが、歌がどんどん生まれて壁に貼られている様は圧巻でした。ご参加いただき、ありがとうございました!
お仕事
『推し短歌入門』にも書いているように、何か作品に心を動かされて短歌を作ってきた私がこのようなお仕事をいただけるのはとても嬉しかったです!
また、定家賞次席をいただいたので、定家の屏風関連の企画名だったのもちょっと、運命を感じました……。
こうしたワークショップのお仕事、推し関連のお仕事、いつでもお待ちしております。